ショルダートートバッグのかしこい選び方【元スタイリストが伝授】

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2020/05/20 13:52

ショルダーバッグは手で持つより軽く感じますし、何より両手が開くので便利ですよね。しかし、トートバッグをショルダーバッグとして肩掛けするなら、いくつか注意するポイントがあります。

せっかく買ったのに「こんなはずじゃなかった！」と後悔しないために、購入前に選び方を理解しておきたいところ！

今回はショルダートートのかしこい選び方を、ファッション学を学んだ元スタイリストの私が伝授させて頂こうと思います。

ショルダー（肩掛け）トートバッグの種類

通常の持ち手とは別にショルダーストラップが付いたトートバッグ。長さの異なる持ち手が2つ付いているので2way利用ができます。

利用シーンによって使い分けができるというメリットがあります。

例えばレジでお会計をするとき、短い持ち手でトートバッグを持っているところを、長い持ち手の方を肩にかけることで両手が空き、お財布を取り出しやすいですよね。

また、手持ちと肩掛けで別々のコーディネートが楽しめるので、一石二鳥！さらに斜め掛けできる長さのモノなら3way利用もできます。

トートバッグは様々な種類がありますが、大抵の場合、ショルダーバッグとしての利用を想定した紐の長さになっているので、極端に短いもの以外なら問題ありません。

常に肩掛けで利用したい方なら、無駄なストラップが付いていないトートバッグがおすすめです。

また、ショルダーストラップが付いたトートバッグよりも、圧倒的に商品数が多いので、デザインを選びたい方は、通常のトートバッグの方がよいでしょう。

ショルダートートバッグの2タイプのどちらかを選んだら、お次はもう少し細かいところを抑えて選んでいきましょう。

ショルダーバッグとして使える紐の長さの指標は

となっています。なので50cm前後～56cm以上でご自身の体型に合わせて選ぶようにしましょう。

ちなみに、どうしても欲しいデザインのトートバッグの紐が長い場合は、玉結びをして短くするという小技もあります。

特にショルダーストラップが付いているトートバッグは、紐の長さがマチマチなので、玉結びで調整するのがおすすめです。

A4サイズのトートバッグについては、過去に書かせて頂いたことがあるのですが（トートバッグはA4サイズがおすすめの理由【機能性×ファッション性】）、丁度よい塩梅のサイズ感はA4サイズです。

トートバッグは簡素な作りのものが多いので、パーテーションやポケットがあまり付いていません。なので、大きすぎるトートバッグは中のモノが動いてしまいますし、深さもあるので取り出しにくいデメリットがあります。

A4サイズなら肩に掛けたまま手探りでモノを探せる、ちょうどよい深さ！

それにA4サイズって意外とモノも入ります。書類や雑誌、ノートパソコンなど、かばんに入れたい大抵のものはA4サイズに収まります。

肩掛けするということは、トートバッグ本体部分が身体に密着するということになります。

生成りの無地のトートバッグなら問題ないのですが、染色してあるものや、シルクスクリーンなどでプリントされているものは、着ている服と擦れることにより、色移りしてしまう可能性があります。

特に高温多湿の夏は要注意です。汗ばんだ服とトートバッグが擦れると、高確率で色移りします。

大抵のトートバッグはコットンかポリエステル素材で出来ており、特にコットンの場合は素材の特性上色移りしやすいです。

ポリエステルの方がコットンよりも摩擦による色移りがしにくいので、気になる方はポリエステルのトートバッグがおすすめです。

※ちなみにポリエステルの場合でも、プリントの顔料などによっては、プリント部分が色移りする場合があるのでご注意ください。

コットンの場合は色移りしても分かりにくい、色の濃いトートバッグと洋服を着るのがおすすめです。

個人的には布製トートバッグを選ぶならコットン素材のトートバッグの方が好きなので、夏場はポリエステル素材のトートバッグにするなど用途に合わせて選ぶようにしています。

布製トートバッグの選び方を知りたい方はコチラの記事をお読みください。（布製トートバッグは薄手で軽いがオシャレ【ベルリン・パリ調べ】）

長々とショルダートートバッグの選び方について書きましたが、まとめると

が選ぶときのポイントになるかと思います。

(wie)neuではベルリンで買い付けてきた個性的なトートバッグを販売しておりますので、ぜひチェックしてみてください。