(wie)neu / ヴィーノイ は、現在準備中です。
2020/05/20 15:20
レザーなどの重くてビジネスライクなトートバッグではなく、布製の軽くてデイリーに使えるトートバッグが欲しいけど、良いのが見つからない。どんなものがいいのかもよくわからない。
そんなお悩みを今回は解決!どうせ買うならオシャレで使い勝手が良いものがいいですよね。
サイト[企画型コンセプトショップ(wie)neu / ヴィーノイ]で取り扱うトートバッグをベルリンへ買付に行った際に、ローカルの人がどんな風に使っているか観察してみました。
また、パリに住んでいたときにも沢山のトートバッグを持っているパリジャンを見てきたので、今回は皆さんのトートバッグ選びのヒントになるようなトピックをご紹介したいと思います。
布製トートバッグは綿(コットン)素材がおすすめ【ヒント:薄い軽い】
様々な素材のトートバッグがありますが、デイリーで使うならオススメしたいのが綿(コットン)素材。
その他の素材(レザーやナイロンなど)のトートバッグも魅力的ですが、見た目も重量も重くなりがちです。
軽いは正義!綿(コットン)素材が最強
仕事で使うならある程度の耐久性が必要ですが、デイリー利用ならそこまで気を使う必要性がないので軽さで選ぶのが吉。
特に綿(コットン)素材は密度や厚さにもよりますが、他の生地に比べて軽いのでおすすめです。
耐久性も気になるという方は、だいたいの壊れる要因は重いものを入れすぎてハンドルと本体部分が千切れることなので、つなぎ目がしっかりしているものを選ぶといいでしょう。
綿・ポリエステル素材は取り扱いが楽
デイリーで使うとなると、その分汚れやすいのは覚悟しなければいけません。
古着のように味として捉えるのも全然アリ(その方がオシャレな場合も)ですが、なるべくキレイに使いたい方は、洗濯の難しいレザー素材よりも、気軽に洗える綿(コットン)素材がおすすめです。
どちらも普通の洗濯用洗剤で洗えますし、気になる方は裏返してネットに入れて洗えば大丈夫。
なるべく新品のように使いたい場合は、洗濯のりを使ってパキッとさせるのもおすすめです。
綿(コットン)素材はデザインが豊富
綿(コットン)素材のトートバッグは他の素材に比べ製造コストが安いので、個人から企業まで多くの人が様々な用途で制作しています。
例えばミュージアムショップに行くと必ずといっていいほど、企画展にあわせた限定トートバッグを販売していますよね。
実はトートバッグの型を選んでデザインを入稿するだけでプリントしてくれる業者が最近は沢山あります。
1枚単位で印刷してくれるところもあるので、個性的で面白いデザインのものが最近は増えてきました。
ちなみに綿(コットン)以外だと、ポリエステル素材のトートバッグも、取り扱いが楽でデザインも豊富なのでおすすめです。
ベルリン・パリでは布製トートバッグをこうやって使う!
ベルリン、パリをはじめヨーロッパの人はトートバッグが大好き。ほとんどの人が必ずといっていいほど、1枚はトートバッグを持っています。
実際に訪れたことのあるベルリンとパリのローカルの人がどのように布製トートバッグを使っているかお伝えしていきます。
バッグインバッグにおすすめ!スーパーへの必需品
「ほとんどの人が必ず持っている」と提言した一番の理由は、スーパーのレジ袋がパリ・ベルリンでは有料だからにあります。
日本でもほとんどのスーパーがレジ袋有料化になりましたが、パリ・ベルリンの人たちはマイバッグを持ち歩くことに徹底しています。
スーパーへ買い物へ行く際はエコバッグとしてトートバッグを持っていきますし、ちょっとの買い物なら袋に入れないでそのまま持って帰ります。
この前買付にベルリンに行った際には、スーパーで仕事帰りのサラリーマンが、ビジネスバッグの中に直接フルーツや野菜を詰めているのを見ました(笑)
その他にも蚤の市など外で行うマーケットでは、お店の人は袋をほとんど準備していないので、ローカルの人は必ずといっていいほどトートバッグを肩に下げて買い物していました。
使えば使うほど味がでる!
ベルリンに行ったときに、カフェで待ち行く人を観察していたときに気付いたのが、オシャレさんのトートバッグ採用率!
もちろんブランド物の高級バッグを持っている人もいるのですが、ローカルのオシャレさんは(特に若い人)お金がないので、見栄をはらずにセンスでカバーするんですよね。
トートバッグはビンテージジーンズのように敢えて乱雑に扱い、シワシワでシミや汚れが付いているのですが、逆にそれがオシャレ!
ブランドバッグにはできない、使い古された味がトートバッグにはあるのだと思いました。
オシャレさんに人気なのは薄手でチープなトートバッグ
キャンバス地のしっかりしたハリのあるトートバッグも魅力的ですが、ベルリン・パリの人たちに圧倒的に人気なのは薄手のトートバッグ。
薄手といっても皆さんが想像するよりペラペラだと思います。
例えるならTシャツが日本で売っているトートバッグとするならば、ベルリン・パリのトートバッグは下着の薄さです。
透けるぐらいペラペラでチープにも見えそうなぐらいが、ストリート感があってカッコイイ!
さらに使い込まれて、シワシワで汚れているぐらいがベルリン・パリの雰囲気です。
ちなみに大きさは圧倒的にA4サイズが多いです。(トートバッグはA4サイズがおすすめの理由【機能性×ファッション性】)
誰も持っていないデザインがおすすめ!
日本ではブランドロゴが入ったものが人気ですが、ベルリン・パリではほとんど見かけません。
「それどこで買ったの?(というか貰ったんじゃないの?)」
と思わず聞きたくなる、個性的なデザインのものが多いです。
ベルリン・パリでは、スーパーはもちろんのこと、個人店のワイン屋さん、パン屋さん、本屋さんをはじめ、フォーラムなどのイベント、大学やギャラリーなど、ありとあらゆる場所でトートバッグを見かけます。
靴をみればオシャレさんか分かるといいますが、トートバッグを見れば、その人の関わってきたモノが分かってしまうのです。
それって面白いですよね!トートバッグを見れば垣間見える人生の地層のような、持つ人の経験や歴史。
トートバッグを選ぶということは、自分のどこを表現するかということなんです。
だからこそ人と被ることは、ほとんどないはずですし、逆にいうと選ぶなら自分の個性を表現できる誰ももっていないデザインがおすすめです。
自分にあったトートバッグを手に入れよう
長々とトートバッグについて書きましたが、まとめると
- 素材は綿(コットン)※ポリエステルもおすすめ
- 薄手で軽い
- バックインバッグにもおすすめ
- ペラペラで汚れていた方がオシャレ
- 人と被らないデザイン
がトートバッグ選びで悩んだときの選ぶポイントになるかと思います。
(wie)neuではベルリンで買い付けてきた個性的なトートバッグを多数販売しておりますので、ぜひチェックしてみてください。